仕事を知る

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旭洋造船を志望した動機(入社のきっかけ)を教えて下さい。

旭洋造船を志望した動機

大学での企業説明会の際に、1つの船種に絞らず、様々な種類の船を造っていることを知りやりがいがあると感じました。

また、物づくりに興味があり、その中でも船という大きなものを造ることに魅力を感じたことがきっかけです。

仕事内容について

Q.現在の仕事内容を教えて下さい。

所属は工作部船殻課外業係で、組立工場で造ったブロックをドック内でつなぎあわせ、船の形とし進水させることが大きな仕事です。その中で進水までの工程や検査受検などを考え、
いかに低コストで高品質の船を造ることができるか追及することが必要です。

現在は艤装課船装係のヘルプとして、進水後から引き渡しまでの艤装品取付け工事の工程管理や引渡しに必要な検査受検などを行っています。

現在の仕事内容
Q.一番にヤリガイを感じるところ、また苦労するところはどういう部分ですか?

やりがいを感じる瞬間は、ドック内の船が進水する瞬間です。

1~2.5カ月ほどのドック内工事を終え、船が海へ浮かんだ姿を見ると「やりきったな」と感じます。

浮かぶまでは本当に浮くのか不安がありますが。

苦労するところは、自分の係だけを優先してできないことです。他の係と連携をとりながら優先順位を決めて、
工事を進めていく必要があります。その中でも、様々な期限があるので(芯出しや火気接点など)工程遅れがないよう、
配員計画をしなければならないので、その点がまだまだうまくできていないと感じます。

また、協力業者が工事の主体となりますので連絡を密にとりながら、スムーズに工事できるよう段取りするのもまだまだ未熟なので苦労しているところです。

Q.これまでの中で「感動した」エピソードを教えて下さい。

入社して外業係に配属され、まだ何も分からない状態でブロックの搭載に立ちあいまいました。

十数メートルあるブロックの位置決めに、ミリ単位の誤差で頭を悩ませている現場の職人や上司の姿を見たときに、こんな細かい数字で位置決めをしていることに衝撃を受けました。

その積み重ねで出来上がった船体の寸法計測をしたときに百数十メートルある船体の長さの誤差が数十ミリしかなく、
一つひとつの精度をしっかり守ることで完成しているんだと知ったとき感動しました。

Q.これまでの経験の中で、 失敗談があれば教えて下さい。

常に失敗ばかりですが、1番やってはいけないことは同じミスをすることだと考えています。大きなムダが発生しますし、実際に作業する現場の職人のモチベーションが下がってしまいます。

また、事前検討はかなり重要だと感じます。検討不足ですと、実際に作業に取り掛かった時に作業が止まりそこでも大きなムダが発生してしまいます。そこがモチベーションやコスト削減に大きく繋がってくると思います。

Q.旭洋造船の良い所を教えて下さい。

入社するまではわかりませんでしたが、本当にアットホームな社風だと感じます。

若手やベテラン関係なくいい意味で仲良く仕事が出来ていると思います。

その中でミスしたり悪い部分があるとしっかりと注意してくれるので自分を高めることができます。

Q.お客様や上司・同僚とのコミュニケーションの中で、いつも心がけている事を教えて下さい。

あいさつをすることです。今の仕事はコミュニケーションが1番大切だと思います。

あいさつができない人は、コミュニケーションもとれないと思います。

「おはようございます」と「お疲れ様でした」は最低限必要だと思います。

もう一つ、自分のミスは言い訳しないで認めることです。

今後の目標について

Q.今後の目標を教えて下さい。また、叶えたい夢などありましたら教えて下さい。

まずは、自分の係を一人でまとめられるようになることです。

まだまだ分からないことばかりで、上司に頼ることが多いですが、一人になっても大丈夫なように知識と経験を積んでいきたいです。役に立つ資格があれば挑戦したいです。

今後の目標

後輩へのメッセージ

メッセージ
Q.就職活動中の学生さんへメッセージ、アドバイスをお願いします。

就職活動は大変だと思いますが、これからの長い社会人としての人生の始まりとなりますので、妥協することのないように、自分が納得できるまで就職活動は続けて下さい。

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