NEWS 189 : 消防避難訓練
2014年11月7日、下関市東消防署殿のご指導とご協力のもと、2年に1回当社構内で行っている合同消防避難訓練を実施しました。危機管理の一環として、弊社自衛消防隊員の初期消火・避難・通報・人命救助等の訓練を通じた救急知識の取得、及び作業者の非常時の対応と防災に対する意識を持たせることを目的としたものです。
訓練は「3号岸壁に接岸した新造船の機関室内の防熱工事現場から可燃物に引火、火災発生 (負傷者あり) 、船舶内では作業員が数十名作業に従事している。」との想定のもと、東消防署殿から消防車・指令車、署員の出動という全面的なご協力をいただき、弊社からも自衛消防団員を始めとする50名強のスタッフが参加し、大掛かりなものとなりました。
分刻みの構成から成る40分程の訓練スケジュールを、東消防署殿のきびきびとした指令と行動に、弊社スタッフも緊迫した雰囲気のなか同様に行動、あっという間の訓練時間終了となりました。今回は東消防署殿からの訓練要請もあり、岸壁に火災時の熱遮断を目的とする水噴霧装置の設置と負傷者 (ダミー人形) を左舷デッキより岸壁に展張したロープで吊り降ろす救出訓練も加わり、署員の方達の俊敏な動きには感嘆の声があがりました。
演習終了後、東消防署長殿から「今日はあくまでも訓練であり、実際は訓練通りにはいかないものなので、まずはあわてずに消防署に連絡すること。それから初期消火などの次の作業へ…」との実践的な講評をいただき訓練は終了しました。訓練終了後は、短時間ではありましたが、AEDの使用説明と消火器の使用説明及び実体験訓練を行っていただき大変有意義な時間となりました。
改めて、これからの事故ゼロ、火災ゼロを目指していきたいと思います。
[2014/12/02]