小型 LPG運搬船は、港湾事情により通常、全長120m未満に抑えることが要件となります。その中で積載容量を追求すると必然的に幅の広い船型となり、旭洋の 11,000m3 型のように、推進性や針路安定性を確保するための工夫が必要になります。
7,000-7,500m3のクラスよりはひとまわり大きな船でありながら、あまり幅広船型にせず、通常の船型やエンジン・機器の範囲でベストバランスを追求するとどうなるか。それがこの最新船型のコンセプトです。7,000m3タイプの幅19.2m、11,000m3タイプの 21m に比べ、本船は型幅が20m。省エネ性にもすぐれています。
またセミレフタイプで、最近何かと注目を集めているアンモニアの搭載にも対応しています。
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