本船は、旭洋造船の標準LPG船型の中では、全長120mの制限の中で最も幅を広く取り、積載量を最大限に追求した積載容量 11,000立方メートルのタイプです。L/B<6 の幅広船型となるため、曳航水槽での推進性能の確認、また回流水槽での操縦性試験並びに角水槽での自由航走試験を行うと同時に、プロペラ後流を推進力に変えるサーフバルブのついた特殊舵を採用することで、推進性能や針路安定性を確保。あわせて IMO の操縦性基準をクリアしています。
また、規則の発効を見越して、バラスト水処理装置や、生活排水貯蔵タンク、低硫黄燃料油対策設備などを搭載。規制対象船でないにもかかわらず、SOLAS 改正騒音規制値をほぼクリアするなど、環境対策にも抜かりはありません。
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