NEWS 118 : 77歳現役! 若松さん喜寿パーティー
今回は、5月21日、下関の某会場で行われたサプライズパーティの模様をご紹介します。パーティの主役は、旭洋造船にとって大功労者のひとりである若松伸美(わかまつのびよし)さん。何と御年77歳!喜寿を迎えられてなお、技術顧問として現役最前線という超人であります。
若松さんは、波止浜造船大島工場長から請われて昭和51年の入社以来、工場長として長きに渡り旭洋造船とともに歩んでこられました。定年後も技術顧問として今も現役で勤務され、修繕船営業を補佐し、その忙しい中、ご自身の培ってこられた造船知識や技術を若い世代に継承しようと「若松塾」を毎週金曜の17時から開催、孫のような若手現業職10名相手に熱い授業を続けてくださっています。自主的に参加している熱い志を持った若手も、今ではキープランからブロックの3次元図面を読み取ることが出来るまでに成長、77歳から20代への伝承は着実に実を結んできています。「将来の若松さん」は彼らの中からうまれることでしょう。若松さん本当にありがとうございます。
若松さんはその人柄から、社内・社外問わず万人に愛されており、特に修繕業界を中心に人気は絶大なものがあります。この愛すべき旭洋の名物オヤジさんに日頃の恩返しをするために、内外問わずあらゆる関係者が、この喜寿お祝いパーティ開催を本人には秘密裡に企画し、当日を迎えました。若松さんの驚く顔、喜ぶ笑顔を見るために集まったのは、船主・監督はもちろん、現場の若者達、協力会社 現役社員にOB・OGなど何と総勢85名!盛大なパーティとなりました。
何も知らずに会場入りした若松さんが事態を飲み込めるまで5分は費やしたお祝いの会は、社長の祝辞、感謝の言葉から始まり、40年の歩みの爆笑スライドショーや花束贈呈などサプライズ企画連発。圧巻は、前述の若松塾生 10名による感謝状代わりの DVDビデオレター放映とゴルフウェアのプレゼント、そして全員が声を揃えての「若松さん、大好きです!」合唱でした。
普段から口下手な若松さんですが、このまったく予想だにしなかった企画に終始暖かい笑顔が絶えませんでした。旭洋の過去から未来が網羅されたこの会は、参加者全員が、若松さんから逆エールをいただいた会になったことでしょう。君達も生涯をかけてがんばれ!と。
[2010/06/14]