NEWS 151 : 海外で初めての命名式
NEWS143で引渡式をご紹介しましたS500番船の命名式が、5月上旬にオランダのロッテルダムで行われました。弊社は、この晴れがましい式に同船及びシリーズ船の実質オーナーである CLdN社殿から招待を受け、命名式に出席致しました。
同船はドーバー海峡をはさんでのシャトルサービスとして運行される為、地元の荷主を始めとした利用客層にご披露し同船名を広くアピールしたいというCLdN社殿の想いから行われたものであり、同社の専用バースで300名を超えるゲストを招待、開催されました。日本では引渡式のみで命名式を行わなかった理由はここにありました。
当日は雨天でしたが式の直前に降りやみ、絶好の式典日和となりました。S500番船の命名式は、ドイツのフレンスバーグ造船所で建造された大型のRORO船 (PEREGRINEと命名されました) との同時開催で、日本とは異なり司祭の方によるお祈りの後、命名とテープカットは CLdN Cigrangファミリーのご子息の一人であられるMr. Michel Cigrang のご令室に行なっていただき、同船は "CAPUCINE" と名づけられ盛大な拍手を受けました。
命名式後のランチパーティでは、 CLdN社CEOのMr. Christian Cigrang によるオープニングスピーチの中で、"CAPUCINE" の紹介と出来栄えに称賛の言葉をいただき、また300名のゲストの内、最も遠い所から来たゲストとして旭洋造船が紹介されました。心温まるおもてなしありがとうございました。
今旭洋造船では、シリーズ4隻の最終船であるS503番船の建造に全力で取り掛かっています。 CLdN殿のご期待に必ずやお応えし、新しい商談につなげたいと思います。
[2012/06/04]