NEWS 016 : S443 「黒姫丸」進水!
11月12日、高く冴え渡る秋晴れの午後、本船の荷主となる電気化学工業株式会社代表取締役晝間社長様の手により、進水斧がS443番船の支綱を切断しました。
進水の直前に船主晴豊海運株式会社代表取締役長谷部房満さまにより命名されたばかりの本船「黒姫丸」は、紙ふぶきを降らせ、花火の轟音のなか、両舷のアンカーに初めて海水を受け、見事に進水しました。
ご出席の皆様による祝福の拍手を受け、黒姫丸は本日産声をあげました。
荷主の電気化学工業株式会社様からは、前述の晝間社長様、林常務様、運航者の田渕海運株式会社様からは、田渕社長様、池尾常務様以下たくさんのご来賓がお越しになり、船主晴豊海運株式会社の長谷部満会長、檜垣取締役に加えて、紅一点であられた房満社長のご令室のさやか様と共に本船の進水をお祝いいただきました。
夜は、祝宴会場の「春帆楼」に場所を移し黒姫丸の進水をお祝いしました。この「春帆楼」という場所は、「伊藤博文公により、『ふく』を日本初食させ、日清講和下関条約の舞台となり、昭和天皇も宿泊された」歴史ある場所です。
翌朝3週前に「日本オープン」が開催された名門コース「下関カントリー倶楽部」で風もなく最高の天候のもと記念ゴルフ大会が行われました。
本船「黒姫丸」は1月末の引渡しに向け本格的に艤装工事に入りました。関係の皆様から、「よい船」だ、とお褒めいただけるよう一段の全力投球を心に誓い、精進していきます。
[2002/11/25]