NEWS 183 : S517番船起工式
2014年7月3日、台湾のTVL SHIPPING COMPANY LIMITED 殿より初のご発注となる 1,103TEUコンテナ船2隻シリーズの1隻目、S517番船の起工式が行われました。
同船は、総トン1万未満のいわゆるジャパンマックスフィーダーですが、弊社設計陣によるシェイクアップで、同総トンでありながらその可能積載コンテナ数を、1番船の787TEUから、831、847、907、そして一気に1,000を超え1,103TEUを達成した進化船であり当社の目玉商品の一つであります。
現在も船主殿や時代のニーズを反映させながら進化し続けており、本船では、主機をディレーティングすることによる燃費効率の向上、更なる高効率プロペラの採用、冷凍コンテナ搭載数アップ、塗装仕様のアップ等仕様の充実を図っています。
式にご出席いただいたのは、TVL MARINE COMPANY LIMITED 殿よりVice Chairman のMr. Frank Roan、他4名のゲストの方たち。日本の神道方式での起工式が珍しいご様子で盛んに写真やビデオを撮られていました。起工の儀は Mr. Frank Roanに執り行っていただき、S517番船線は無事製造スタートを切ることができました。
初めてのお取引をいただいた船主殿に感謝の意を表するとともに、そのご期待にお応えできるよう全力で製造に取り掛かります。
[2014/07/16]