NEWS 237 : 平和な旅立ち
PARADISE GAS CARRIERS CORP.様にご発注いただいたセミレフ型7,000m3 LPG運搬船の2番船となるS533番船の命名引渡式が、今年はじめての命名引渡式として3月9日に執り行われました。この晴れの日に船主であるPARADISE GAS CARRIERS CORP. よりShip's GodmotherとしてMrs. Eirini Vasilopoulouがご主人のMr. Andreas Douros、CFOでいらっしゃるMr. Simos Camhisとともにご来訪されました。
S533番船が接岸された2号岸壁の特設会場において、ギリシャ、日本両国の国歌の演奏とともに、それぞれの国旗が掲揚されるなか、Mrs. Eirini Vasilopoulouによる命名宣言と支綱切断によって、S533番船が "PGC EIRINI" として生まれ変わったのでした。
命名の由来はもちろんMrs. Eirini Vasilopoulouのファーストネームにちなんだものですが、“Eirini”には「平和」という意味があるとのこと。PARADISE GAS CARRIERS CORP.様にご発注いただいたシリーズ船の4隻のラストを飾るセミレフ型LPG運搬船が“EIRINI(平和)”と名付けられ、4隻の安全で平和な航海を祈るにふさわしい結びとなりました。
2016年11月に起工した“PGC PATREAS”を皮切りに、“PGC PERIKLIS”、“PGC TAORMINA”、そして今回の“PGC EIRINI”と1年半にわたりほぼ連続で建造されたLPG運搬船たち。PARADISE社の常にフェアな姿勢と明るくフレンドリーな対応に、我々旭洋マンはすっかり魅了されてしまいました。
エーゲ海ミコノス島でのショートパンツでの契約調印(↑一番最後の写真)も前代未聞!忘れられない思い出の多い PARADISE 社の船がこれからも世界の海でご活躍されんことを祈念いたします。
[2018/4/18]