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20年以上にわたって記録している旭洋のライフログ。わたしたちはこういう造船所です。

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NEWS 018 : 新年の挨拶を申し上げます

Tomokazu Okamoto, President, Kyokuyo Shipyard

代表取締役社長
岡本偕一

皆様あけましておめでとうございます。 新年を迎えまして、ひとことご挨拶させて頂きます。

まずはこの2003年が皆様におかれましても輝かしき繁栄の1年でありますよう、衷心より祈念する次第でございます。

私ども旭洋造船経営陣も、迫り来る厳しい競争淘汰の時代を直視し、まず旭洋造船が生き残り、その上で健全な経営成績を残すことを株主の皆様および社員へのお約束として、大胆且つ着実な経営を行ってゆく所存です。

今後ますます多様化すると思われるお客様のご要望に対してましても、「他の造船所では不可能なことを可能に」を合言葉に、技術的にご満足をいただける船を提供いたします。その為にも、マーケットや為替の変動といった外部要因による影響を極力排除できるよう、より高いレベルを目指した設計対応能力の向上、および財務的に一層健全な経営体質作りを完成させたいと考えております。

昨年は、欧州船社より多目的貨物船2隻の直接受注に成功いたしました。大変な時間を要しましたが並み居る欧州およびアジアの造船所との熾烈な競争のもとで、弊社の技術力、船価競争力そして欧州船社への直接取り組みの熱意が総合的に評価された結果であると考えております。

今年も、財務面でのバランスを考えながら、国内船社からの受注に軸足を置きながら、弊社が培ってきた設計技術力および海外対応能力を最大限発揮するよう、欧州、アジア地区の海外船社からの多くの引き合いに継続して対応いたします。

一方で、昨年一年間かけて見直してきた社内人員体制の改革も断行する所存です。過去20年間に倍増してしまった従業員の適正な配置、整理を中心としたものですが、コスト競争力を維持してゆくためには不可欠な改革として実行してゆく所存です。

日本経済にとってもまさに正念場であるこの2003年。弊社も、皆様と共に旭洋造船が輝ける未来を描いてゆく為の新たなスタートの年と位置付けております。

どうか本年も旭洋造船をよろしくご愛顧の程お願い申し上げます。

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