NEWS 037 : 旭洋造船、初めての社債発行
当社は今年9月28日、創立以来はじめての無担保無保証の私募債を無事発行完了いたしました。
みずほ銀行の全額引き受けによるもので、発行額は1億円、償還期限は3年となっています。資金の使途としては、当面の運転資金に充当されますが、このような新しい形での資金調達をこれからも積極的に模索してゆく所存です。
無担保無保証の私募債を発行するためには、総資産額や自己資本比率などバランスシート上の健全性指標や収益性指標において非常に厳しいハードルが設定されています。従来の担保付や信用保証協会の保証つきの社債と比較して審査も格段に厳しく、高水準の財務内容が求められるもので、それらをクリアして達成された今度の社債起債は、旭洋造船の財務部門にとって画期的な出来事といえます。
同クラスの造船所に対して差別化を図るために、これまでISOの取得や海外船社とのユーロ建て直接契約など常に先鞭をつけてきた旭洋造船ですが、今度の私募債発行により、財務面での信用力を国内外の船社の皆様に一歩先んじてアピールすることができたと確信しています。
技術のみならず財務内容改善にも積極的に取り組む旭洋造船にご期待ください。
[2004/10/20]