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20年以上にわたって記録している旭洋のライフログ。わたしたちはこういう造船所です。

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NEWS 041 : 皆さん、明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。旭洋造船専務の越智です。本年は私から謹んで念頭のご挨拶をさせていただきます。

中大型バルクキャリアやタンカー市況の空前とも言える活況に引きずられるかたちではありましたが、昨2004年はわれわれ中小型造船所にとりましても活気あふれる素晴らしい一年でありました。

旭洋造船役員会

左から右へ:取締役工作部長・福島德行 / 代表取締役専務・越智勝彦 / 取締役総務部長・上田昌彦 / 代表取締役社長・岡本偕一 / 取締役設計部長・三井哲夫

おかげさまで旭洋造船も引渡しベースで2008年上半期までの受注契約を完了させていただきました。私も新造船営業を始めて10年を超えますが、契約完了受注残が3年を超えたのは初めての経験です。これもひとえに旭洋造船を暖かくサポートいただいた船社殿のお陰によるものと、心から感謝いたしております。

一方で、1999年から社員全員で苦しみながらも推し進めてきた「ニッチなマーケットを見据えた旭洋造船の独自性の確立」がやっと奏功し始めたともいえると思います。

そして本年から始まる新たな飛躍のために、旭洋造船は3つの「更なるテーマ」を推進します。

1)更なる品質の向上

高温多湿の日本の夏の気候は、造船という産業にとって最適な環境であるとはいえません。特に、建造時のバラストタンク塗装コンディションの良否が、最終的に船の安全性や寿命にまで影響を与えるという議論が高まる中で、より完璧な下地処理を含めた塗装の品質管理は今後ますます各船社から強く要求されることでしょう。 旭洋造船は今年、エアーコンディショニング装置完備のブロック塗装工場建設を予定しています。 進捗状況は追って本WEBニュースでレポートいたしますが、高品質の船を工程通り建造するために必要不可欠な投資であると確信しておりますと共に、駐在される建造監督の塗装管理のご苦労も大幅に軽減されるものと思います。

2)更なる性能の向上

これまで建造してきた人気のある船型について、本年は新しい観点からブラッシュアップに取り組みます。同じベースを用いながら、もう少し多く荷物を積めないか、もう少しスピードを早くできないか、もう少し無駄を省いて軽い船にできないか、等々。
欧州向けマルチカーゴ設計で学んだ極限まで効率を追求する設計手法により、最小限の費用で最大限の効果が期待できる「マーク・ツー」バージョンを提案いたします。

3)更なる環境の向上

旭洋造船の所在する山口県下関市は、日本でもゴミの分別収集規則が厳しい、いわゆる環境に優しい町であります。当社も、産業廃棄するゴミ類を最小限に抑えるためあらゆる努力をしていく所存です。パッキング方法の見直しを納入業者と行っていくこともひとつのアプローチだと考えます。 今年は更に徹底したゴミの分別と整理整頓によってきれいな工場に変えていくことで、社員の意識の改革、ひいては事故の発生を未然に防ぐところまで発展させていくつもりです。

今年も旭洋造船にご期待ください。

旭洋造船株式会社
代表取締役専務
越智勝彦

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