NEWS 054 : 音楽は国境を越える!
昨年の悼尾を飾るイベントとなったのが、スイス船社 SCL 殿発注の12,000DWT多目的貨物船シリーズ4隻目となる S458 命名引渡式でした。
同シリーズ最終船ということで、今回は船主サイドから Enzian Shipping AG、 Managing Director Mr.Hansjurg Grunder を始めとした12名のゲストが来関されました。
快晴となった12月20日朝、引渡調印式~命名引渡式とセレモニーは無事進行し、同社 Executive Assistant Mr.Tim Schnoor のフィアンセ、Ms. Nicoleによる命名及びテープカットが執り行われ、S458 は"SAFMARINE LEMAN" となり同日昼、旭洋造船から出港していきました。
終始笑顔と和気あいあいのリラックスした雰囲気のなか、式は無事終了したわけですが、この雰囲気をかもし出した一因は、今後旭洋造船での引渡式を話題にする際に語り継がれるであろう19日の前夜祭にありました。
実は、Mr. Grunder と当社副社長の越智は同年齢でしかも音楽好き(プレーヤー)という共通点があり、それを知った越智が前夜祭の2次会に下関市内でもトップクラスの技量を持つミュージックライブスポット「ルート66」を貸切でセッティングしておりました。
1次会で下関の美しい夜景とフレンチを堪能したご一行は夜9時過ぎ「ルート66」へ到着、マスターの岡井さん、チーフの山本さんによるウェルカムステージ(ビートルズナンバー)が始まるや否や、全員身体でリズムを刻み出し興奮爆発状態となりました。
極めつけはトップ2のステージでの競演でした...。どういう状態であったかは写真でご推察ください。この夜ばかりは海運造船業界でなく音楽業界に変身した1時間でありました。
充実した仕事と素晴らしい夜を当社に与えてくださったSCL殿に感謝いたします。ありがとうございました。
[2006/01/15]