NEWS 059 : 下関市長・港湾局長もお祝いに!
2006年7月13日、当社と長く親密なお付き合いをさせていただいている中国青島の船主 SITC 殿発注のシリーズ 8船目、 907TEU型コンテナ船 S465番船の命名引渡式が行われました。
今回は、船主サイドからSITC Group の Mr. Yang Xianxiang (楊現祥) 社長を始め 30名という大勢のゲストがお見えになり、式は盛大かつ華やかなものとなりました。 9時30分より行われた調印式に引き続いて船上に移動、 10:00より式は始まり、楊社長の命名により S465番船は「SITC NAGOYA」と命名され、無事SITC殿に引き渡されました。
さて、場所を変え、正午よりホテルにて行われたレセプションには、ありがたいことにスペシャルゲストとして江島下関市長と中野港湾局長の御両方がご多忙中にもかかわらずお祝いに駆けつけてくださいました。当社岡本社長の祝辞、SITC・楊社長の謝辞の後行われた「鏡開き」のセレモニーには御両方も参加していただき、一緒に「SITC NAGOYA」の命名引渡を祝っていただきました。
クールビズスタイルが爽やかな江島市長には、その後の乾杯のご発声も執り行っていただきました。以下その際のご祝辞の要約です。
- まずSITC様に今回のお引渡しを心よりお祝い申し上げる。SITC様は山東省を起点に中国と日本の間のきめ細かな物流サービスを通じ、両国の交流に多大にご貢献をいただいている。本船は省エネ・効率化、省力化が多分に考慮された最新鋭船と伺っており、競争の激しい海運業界の中で大活躍をするものと、また、両国の物流の架け橋として活躍されることを期待している。
- 下関市にとって、造船業は地元経済を支える重要な役割を担っており、その造船技術がこのように高く評価されているのは本市にとっても大変喜ばしく、旭洋造船の卓越した技術力に対して地元としての誇りを感じ、合わせて深く敬意を表する。
- SITC様には今後とも新造船のご発注を下関市の企業にいただきますようお願い申し上げるとともに、今後とも両社の良好な関係が末永く続くことを心から祈念している。
- SITC様の今後益々のご発展と新船の航海のご安全、並びに本日ご臨席の皆様のご健勝を祈念する。
さて乾杯の大合唱後の歓談中、パーティ会場眼前の関門海峡を「SITC NAGOYA」が現れ、会場からの歓声と祝福の声を受け、颯爽と横切って行きました。そのとき全員が心に祈ったことは言うまでもありません。「SITC NAGOYA」の未来に幸あれ!」と。
[2006/08/08]