NEWS 097 : S492 "GRETA C" 命名引渡式
快晴かつ暖かな日和となった平成21年3月24日、DIOMEDES WORLD S.A.殿よりご発注の、13,400MT 多目的貨物船 S492番船の命名引渡式が行われました。
今回は用船者である英国の Carisbrooke Shipping 殿より、Wester 会長夫妻、Walker 社長夫妻をはじめとする総勢15名のゲストがおいでになり、盛大かつ King's English が飛び交う和やかな催しとなりました。
前夜祭は Carisbrooke殿主催により、「日和庵」で開きかけた夜桜を見ながらの下関風フレンチ料理を楽しみ、当日はすっきりとした快晴のもと(英国風に言えば "crisp weather" とのこと)、本船上にて命名引渡式が行われました。命名は Carisbrooke 社の創始者ご令室 Mrs.Greta Croucher に執り行なっていただき、S492 番船はご本人のお名前にちなんで "Greta C" と名づけられました。
旭洋造船の監督官棟二階の大広間において、ランチョンパーティー形式のくだけた昼食会が行われ、会話と笑い声、実にアットホームな良い雰囲気でパーティは進んでいきました。会場の広い窓からは、これから "Greta C" が乗り出していく海が、眩しい陽光のもとキラキラと、まさに「光る海」になって見え、あたかも今日の命名引渡しを祝福してくれているようです。
"Greta C" のこれからの輝かしい未来と活躍を祈念いたします。
今回は旅程の都合によりもう一日ゲスト全員が下関に滞在されることになったため、当夜は旭洋造船主催で神戸ビーフ鉄板焼きディナーとなりました。ジューシーな神戸ビーフのあまりのおいしさに "Fantastic!" "Beautiful!" "Melting in my mouth!" と最高の賛辞が飛び交い追加追加、そして祝杯祝杯。さらにアメリカで行われたプロ野球のオリンピックであるWBCにおいて当日決まった日本優勝の朗報が火に油を注ぐかたちで祝杯祝杯、とまさに酒池肉林の大宴会となってしまいました。ちなみにそのレストランの在庫の肉とワインはすべてなくなったとのこと!WBCのようにはいかず、我々 Kyokuyo Japanチームは Carisbrooke UKチームの肉パワーを思い知らされた次第です。
[2009/03/31]