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20年以上にわたって記録している旭洋のライフログ。わたしたちはこういう造船所です。

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NEWS 098 : 平成21年度スタート!

初の現業職女性社員も

4月1日、旭洋造船の新年度が始まりました。
この日は20名の大幅な社内人事異動が行われ、ほとんどが若手中堅の昇格や管理職への登用という、組織の若返りを狙ったものとなりました。そして今年度の新入社員といえば、旭洋造船始まって以来の11名という新卒が入社してくれました。大卒3名、高専専攻卒1名、そして現業の高卒は7名という大家族です。

2009年度新入社員、奮闘中

大量採用の理由は、入社式で越智社長が彼らに次のようにメッセージ(要約)したことが答えになるかと思います。

「みなさん、入社おめでとう。みなさんは今日からチーム旭洋の一員です。」

「当社は今、なによりも若い力を必要としています。高齢の先輩方がここ数年間のうちに定年を迎え退職してゆくことになりますが、彼らの熟練の技や特殊な製造技術を、なんとしても、この3、4年の間に、若い技術者が引き継がねばなりません。今、当社は将来の存続をかけて、技術の継承という課題に立ち向かっています。そしてそのバトンタッチされる若い技術者が、まさに君たち、11名の新入社員の諸君です。」

「旭洋造船をここまで導いてきたバックボーンともいうべきものは、小さな造船所として67年前の創立以来、社内にみなぎっている挑戦者の精神であったと思います。いつも新しい未開の分野にいどみ、困難をものともせず、失敗を恐れず、それでも常に明るく正面から立ち向かっていく姿勢です。今日新しくチーム旭洋の一員となられた皆さんにも、ぜひともこの精神をしっかりと身につけて、失敗を恐れず常に積極的にチャレンジしていただきたい。」

目を輝かせこれを聞いていた11名の中には、これも旭洋造船始まって以来の現業職希望の高卒女子1名がいます。彼女は高校2年生の時のインターンシップで当社を選んでくれ、その研修でものづくりの楽しさを知り、研修レポートで旭洋入社を強く願ってくれていました。当社としても、今後の現場には女性進出が増えていき、男性には出来ない女性ならではのきめ細かい作業が活きるフィールドもあることで、彼女の入社がその開かれた門戸の第一歩になってほしいという想いから入社を受け入れましたが、既に技術習得への意気込みは男性諸君を凌駕しています。日本男児、負けるな!

入社式後の役員との昼食会のあと、高卒以上4名は社内各部での3ケ月実習研修へ、そして高卒7名は大分地域造船技術センターでの実技3ケ月研修へと出発しました。3ケ月後、彼らの逞しくなった姿を大いに期待しています。

[2009/04/10]

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