NEWS 194 : MIRI & HARUKI 命名引渡式!?
平成27年3月15日の日曜日、社員とそのご家族、ご親戚を対象に工場見学会を開催しました。これは、身内が働いているとはいえ、普段見ることのできない造船所の構内や船内の見学を通して、「家族が働く旭洋造船を知ってもらおう!」をスローガンに、ご家族の理解と絆を深めてもらおうという企画イベントです。
ゲスト総数40名程度を予定し応募申込みを受け付けたところ、総数70名を超える応募があり、抽選の結果、12家族47名のゲストが決定されました。
さて当日は9時から見学会開始、まずは研修室で、社長より、社員を普段支えていただいているご家族への感謝の意をこめた歓迎の挨拶から始まり、お子さんにもわかるようにかみくだいた各部署の若手スタッフ手作りのパワーポイントによる「会社説明」、「船ができるまで」、質疑応答と続きました。
次は研修室を出ていよいよ構内の見学、そしてもうすぐ引き渡される新造船の船内見学を行い、子供たちはクレーンや工場の施設の大きさにびっくり、目の当りにした新造船の大きさにもびっくり、初めて入る船の機関室、居住区、操舵室に大興奮のようでした。
続いて本日のメインイベントである模擬命名引渡式が甲板上で行われました。命名引渡のセレモニーを実体験してもらおうというもので、抽選で選ばれた1家族が1日船主となりました。工作部船殻課外業係長の聡一朗がその人、彼は下関市報10月号の表紙にも登場しており今年度は当たり年かもしれません。
本番さながらの式次第でセレモニーはスタート、1日船主ご夫婦への花束贈呈から始まり、日本国旗掲揚、奥さんによる命名で同船は「MIRI & HARUKI」と名付けられました。自分の名前の付いた船に二人の子供たちは嬉しそうです。そしてご家族全員での支綱切断、シャンパンとくす玉が割られ、紙吹雪、紙テープの舞う中、祝砲が鳴り、船上は大きな歓声と拍手に包まれました。そして続く社旗交換では、旭洋の社旗と、この日専用オリジナルの聡一朗の家族写真がプリントされた社旗が掲揚され、参加者の笑いを誘いました。
最後に、全員での記念写真が船上で行われ終了、下船後、ゲストのご家族は正門口でお土産のドリンクを受け取り満足気に帰路につきました。大成功に終わった社員家族工場見学会、時期未定ですが年内に第2回も開催することとしています。今回抽選にもれた社員諸君、その時は奮ってご応募ください。
最後になりますが、このイベントを快く許していただいた、(本当の)船主、TVL Marine (HK) Co., Ltd. 殿に感謝申し上げます。
[2015/04/05]