NEWS 209 : シップ旭洋に新入社員が乗船
今春も旭洋造船に新しい仲間が加わりました。大学院卒2名、大学卒3名、高校卒2名の合計7名です。今回のニュースでは、まず院卒・大卒の5名を中心にご紹介します。
大学院・大学卒の5名は入社後約1ヶ月間にわたる各部課による社内研修を経て、5月9日付で設計部へ3名、工作部へ2名配属となりました。この5名、それぞれタイプが違っていて個性があり、とても仲の良い5人組です。何事にも動じずいつもニコニコ笑顔を絶やさないH、機関銃トークで喋り出したら止まらない盛り上げ役のN、ニヒルなツッコミ名人のS、見た目は既に中堅どころの貫禄ながら吹奏楽を嗜むもう一人のS、胸板の厚さが自慢の筋トレマニアK、とプロフィールは既に多士済々ぶり(?)を発揮しています。
5月9日の辞令交付式に集まった面々に対し、社長の越智より配属辞令が手渡され、「今日配属は決まったが、いろいろな経験を経て最終的な進路が定まるのは30歳代になるだろう。石の上にも三年というが、まず1年目の目標としては、先輩方の指導をよく聞いてそれを確実に身に付けて欲しい。そして苦しい時は遠慮せずに相談して欲しい。」と激励の言葉が贈られました。
その週末には全役員、工作部長、設計部長も集まって、歓迎・激励会が市内の焼肉屋で開かれました。そこで前々より暖められていた「旭洋造船カッター部構想」が社長から提案されたのです。下関においては「海峡マラソン」、「ツール・ド・しものせき」に次ぐ3つめのビッグイベントとして、数年前より「下関カッターレース」が催されており、来年の第6回大会への出場を目指そうという計画です。そして、新入社員7名によるカッター部がスタートすることになりました。もちろん、主将は胸板の厚さが自慢の筋トレマニアKです!造船を生業とする我々にとって、海にまつわる地域興しに参加するのも大事な責務のひとつです。
一方高校卒の2名は、入社早々恒例の大分地域造船技術センターでの3ヶ月研修に向かい、8種の資格取得に向けて奮闘中です。熊本地震の際にはセンターのある佐伯市でも震度4を観測したそうですが、幸い被害はなく、動じることなく研修に集中できているようで頼もしい限りです。一段と逞しくなって帰ってくる、6月末が楽しみですね。
[2016/05/27]