NEWS 230 : 華やかな船出
梅雨明け間近を予感させる7月15日の晴れ渡った夏空のもと、PARADISE GAS CARRIERS CORP. 様よりご発注いただきました7,500m3 LPG船の1番船「PGC PATREAS」に引き続き、同2番船となるS530番船の命名引渡式が行われました。船主であるPARADISE GAS CARRIERS CORP. のPresident/DirectorでいらっしゃるMr. Constantinos Tsakirisは、今回は3人のご令嬢を伴ってのご来訪です。
ギリシャ、日本両国の国旗掲揚・国歌演奏に続いて、命名宣言では3人のご令嬢方が順々にセンテンスを区切って“I name this vessel “PGC PERIKLIS” and may God bless all those who sail in her.”と宣言すると、S530番船の船尾に刻銘された「PGC PERIKLIS」の船名が披露されました。今回は陽気なアメリカ人営業マン・MattによるMCで、終始ポップでファミリーな式典となり、ご来場のゲストの皆様の寛いだ笑顔が絶えませんでした。
船内見学を終え、源平合戦ゆかりの赤間神宮近くにあるマンションの一室に設えられた特設会場に場所を移して祝宴会が開催されました。関門海峡の海岸線ギリギリに建てられたこのマンションの11階から、文字通り眼下に関門海峡を見渡すことができる素晴らしい眺望を楽しんでいると、処女航海に向けて出港したばかりの“PGC PERIKLIS”がその雄姿を目前に現し、パーティーのクライマックスを迎えたのでした。
無事引き渡しを終えた感激に浸るのも束の間、PARADISE GAS CARRIERS CORP.様にご発注いただいたセミレフ型LPG運搬船1番船の建造が既に始まっており、更に先の7月12日には同2番船の起工式が執り行われました。これまでの経験を活かし、よりご満足いただける新造船の建造を目指していかなければならないとの強い決意を新たにしたのでした。
[2017/08/17]