NEWS 244 : 三井専務が国土交通大臣表彰を受賞しました!
平成30年の「海の日」にあたり、当社専務取締役の三井哲夫が国土交通大臣表彰を受賞しました。三井専務は一貫して当社の設計畑を歩み、現在は設計部・品質保証部を管掌しています。このたび、一般財団法人日本船舶技術研究協会から照会を受けた一般社団法人日本中小型造船工業会の推薦をいただいたことが受賞につながりました。
この国土交通大臣表彰は、多年にわたり海事関係事業に貢献した功績を讃えて表彰されるものです。特に三井専務の受賞理由は「風圧低減低燃料型船型の開発に加え高効率プロペラや超低燃費型船底防汚塗料等を採用した低燃費型輸送船を実用化し、我が国造船技術の向上及び発展に寄与した」とされており、三井専務率いる旭洋設計チームの実力が改めて広く認められたものと言えるでしょう。
コンテナ船「なとり」- 自動車運搬船「City of St. Petersburg」- セメント船「清安丸」
7月24日、国土交通省で開催された授賞式に臨んだ三井専務は、「この受賞は、小さな着想をそれぞれの分野の当社スタッフが奮闘努力した末に実現した球状船首の開発が主に認められたもので、その意味で私個人の表彰ではなく、関係スタッフ全てが受賞したもの。社員、協力会社の方々はもとより、船主様をはじめ、用船者、商社、船級協会、各研究機関、資機材メーカーの方々への感謝の念に堪えません。」と、受賞の弁を述べました。
折しも球状船首5番船の「ながら」が引き渡されたこの夏、期を同じくして三井専務の国土交通大臣表彰受賞の報を受け、チーム旭洋一同この受賞を誇りに、さらなる技術開発力の向上を目指して参ります。
[2018/09/11]