NEWS 253 : ワン・ツー・フィニッシュ!!??
入社早々の4月7日 (日) より大分県佐伯市の大分地域造船技術センターに派遣されていた新入社員2名が、約3ヶ月間の合宿研修を無事修了し、ちょっとばかり大人になって帰ってまいりました。
高校や技術学校を卒業して間もない青年が初めて親元を離れるということもあって、それぞれの家族の見送りを受けて佐伯市に向けて出発したのは三ヶ月前。今年もお世話になったのは民宿「海山荘」です。今回は下関の他の造船会社から参加された3名も同宿で、5名中4名が同じ下関工科高校の同級生となり、さながら修学旅行のような賑わいとなったそうです。
大分地域造船技術センターは、大分県、佐伯市、臼杵市より助成をいただき、同地域及び近隣地域内の造船業、舶用工業企業に従事している者に対し各種職業教育訓練を行う研修施設です。技術の伝承、造船・舶用工業の発展、地域経済の発展に寄与することを目的に、同地域の造船関連事業者の方々よりご支援をいただいて実施される長期研修は、開所式や修了式においては地元テレビ局の取材も入るなど、注目度の高いものとなっています。
その開所式では、当社から毎年参加していた歴代の先輩社員の真面目でひたむきな研修への取り組みが評価され、西嶋諒社員が研修生代表挨拶の指名を受けました。更に修了式においては、その溶接技能成績抜群との評価を受けた福隅尚稀社員が、研修生代表謝辞を務めることになり、地元大分勢を抑え、入所式・修了式の両式典において代表挨拶を仰せつかるという快挙となりました。
振り返れば長い3ヶ月間の合宿研修ではありましたが、途中で原田副社長、小西工作部長による激励会で優しく檄を入れられ、各種溶接資格をはじめとする造船関連の資格を滞りなく習得することができました。これから工作部内の各職場をローテーションし、秋には正式な配属先が決定される予定です。
[2019/07/24]