NEWS 254 : 雨中の激戦!!
台風5号の刺激を受けた梅雨前線が活発化し、前日より降りしきる風雨で開催が危ぶまれた7月21日の午前6時40分、第8回下関カッターレース決行の決定が下され、当社カッター部 "旭洋BLUE STARS" の三度目の参戦となりました。
会場となる下関漁港に向かう途中には集中豪雨に見舞われ、大荒れのレース展開が予想されましたが、会場に到着すると風雨は嘘のように収まり、海上はなんとベタ凪状態。午前8時30分予定どおり開会式が開かれました。
但し、前日からの荒天の影響を受け、予定どおりレースを行うに必要なカッターを回航することができず、予備艇なしで3隻のみの使いまわしとなり、大幅にレーススケジュールが変更されました。従来は予選で3チームが同時にスタートし、各レースのトップと、2位以下全チームのうちタイム上位10チームが準決勝に進むことができましたが、使用艇が少なくなったため各レースの間隔が長くなり、予選に出場する全チームのタイムトライアルとなり、上位3チームのみによりいきなり決勝戦が行われることになりました。(この時点で決勝進出の夢は絶たれたのでした)
午後からのスタートとなったため、一旦解散の後12:40に再集結した旭洋BLUE STARSの面々でしたが、その時にわかに暗雲が立ち込めたかと思うと、スタートするやいなやバケツを引っくり返したような大雨に見舞われました。いきなりの雨の先制パンチに出鼻をくじかれた旭洋BLUE STARSでしたが、なんとか強豪ブリヂストン・チームレッドに食い下がり2位で折り返し地点を回頭すると、バラバラのオールさばきのがむしゃらなラストスパートでそのまま2位でフィニッシュ!速報によると昨年のタイム3’39”30を大幅に更新する3分20秒代前半で大健闘でしたが、運営ルール変更により今年も無念の初戦敗退となってしまいました。
荒天による中止が懸念された中での開催ということもあって、見物客も少なく孤立無援の中でのレースでしたが、レーススタート間際に駆けつけてくれた越智社長の、雨に打たれながらの熱い声援を受けて、精一杯のレースを見せてくれました。来年につながる底力を見せた旭洋BLUE STARS、来年こそは予選通過を目指し、リベンジを果たしましょう!
[2019/08/06]