NEWS 257 : 青に溶け込む青
11月13日、晴れ渡る晩秋の空に溶け込むような青い船体、S546番船の命名引渡式が開催されました。
このS546番船は、T.S. LINES様よりご発注いただきました1,096 TEU型コンテナ運搬船のシリーズ船第二隻目となります。8月にお引渡ししたS545番船 "TS SHANGHAI" に引き続き、T.S. LINESの董事長でいらっしゃる陳德勝様ご夫妻を主賓にお迎えし、更にKENT SHIPPINGの董事長・吳尚鷹様ご夫妻、Mega International Commercial Bankの副總經理・陳建中様をはじめとする、40名余のご来賓の方々にご参列をいただきました。
式の冒頭、支綱切断をお願いするMega International Commercial Bankの協理でいらっしゃる林秀梅様に旭洋造船・越智社長より花束が贈呈され、続いて台湾・日本のそれぞれの国歌の演奏により国旗が掲揚されました。そして林秀梅様より" TS YOKOHAMA"の命名宣言に引き続き支綱が切断されると、機を合わせ花火の号砲が鳴り響き、"TS YOKOHAMA" が新たな生命が吹き込まれた瞬間を迎えたのでした。
ご来賓の皆様方の船内見学の後、市内のホテルに会場を移して祝宴会が催されました。越智社長の挨拶の後、陳董事長ご夫妻、吳尚鷹様ご夫妻をはじめとするメインゲストの皆様により、"Ei Ei Oh!" の掛け声で威勢よく鏡開きが行われ、続いて丸紅株式会社の中村高志室長より乾杯のご発声をいただき祝宴会が開宴しました。
祝宴会が賑わいを見せる中、"TS YOKOHAMA" が眼下の関門海峡にその雄姿を現すと、華やかな祝宴会も佳境を迎えました。そして最後にT.S. LINESの總經理でいらっしゃる涂鴻麟様に締めのご挨拶をいただき、盛況のうちに祝宴会の閉幕となりました。
T.S. LINES様よりご発注いただきましたコンテナ運搬船のシリーズ船の3番船も、これに先立つ11月7日に起工式を終え、着々と建造が進んでおります。皆様のさらなるご満足がいただけますよう、従業員一同、全力を上げて取り組んでまいりますので、引き続きご愛顧下さいますようお願い致します。