引渡式典には、本プロジェクト実現にご尽力いだきました清水様を、1番船同様、船主代表としてお迎えし、世界的に著名なエコノミストでもあり、船主殿の副董事長であるRichard Koo様をはじめ、Koo’s Shipping 社の日本におけるビジネスパートナーである枕崎市漁業協同組合の皆さまおよびその関係者の方をはじめとして、多くの方のご臨席を頂きました。

また、2019年11月以来、久しぶりに海外からのお客様に式典にご参加いただきました。Thai Union Manufacturing のNarin Niruttinanon 様です。少しずつ、コロナ禍から平時に向かいつつあることを実感させてくれる出来事でありました。

本船 SEITA MARU は既に YOUTA MARU とともにKoo’s Shipping 船隊の一翼を担って活躍しておりますが、船主の皆さんからはこの2隻のパフォーマンスに大変大きな期待を持っている旨、繰り返しお聞きしています。これは創業者である Koo Kwang Ming 董事長が、ご尊父の字（あざな）である「耀星」から一字ずつを船名に冠したことからもしっかりと伝わってきます。

結びになりますが、本プロジェクトはコロナ禍中でのリモート契約であり、本船竣工に至るまで、Koo's Shipping グループのリーダー、 Koo Kwang-Ming様と直接お会いできないままであったことが唯一の心残りです。コロナ禍が好転した暁には台湾を訪問し、ご挨拶をさせて頂くとともに本船の竣工を共に喜び合いたいと今から楽しみにしております。

[2022/10/26]