NEWS 306 : 姉妹そろって大仕事!
快晴微風の絶好のイベント日和となった4月23日の日曜日。長引くコロナ禍による中断もあり、実に6年半ぶりに、第4回目となった「旭洋造船家族工場見学会」が開催されました。今回は社員親子だけではなく、おじいちゃんおばあちゃん、兄弟姉妹、更には未来の家族(?)を加えた15家族55名の旭洋ファミリーに参加してもらいました。
まずは開催にあたって越智社長より日頃から社員を支えている家族の皆様への感謝を込めた挨拶があり、次に「会社説明」や「船ができるまで」をそれぞれの関係社員がパワーポイントを使ってプレゼンしてくれました。日頃取引先や工場見学などでプレゼンに慣れている(はずの)担当者は、家族を前に緊張しつつも、順にわかりやすく説明していきます。子供たちも日頃目にしたことのないパパやママの勇姿に尊敬の眼差しを向けていました。
さあ、次はいよいよ工場見学&船内見学のツアーに出発です。5グループに分かれて内業工場からスタートし、組立工場、艤装岸壁に沿って見学が進み、いよいよ完成間近の新造船の船内見学ですが、今回はスペシャル企画としてゴンドラを使っての乗船が用意されていました。ゴンドラに乗船した見学者の皆さんを巨大クレーンで吊り上げ、海をまたいで船尾に降ろして乗船するというダイナミックな演出です。スルスルとゴンドラが空中に吊り上げられると、見学者たちの興奮はクライマックスに達し、思わず歓声が上がりました。
迷路のような船内の見学を終え下船すると、そこには「(模擬)命名引渡式」の会場が設えてありました。今回主役の船主(?)に選ばれたのは、品質保証部の塚本課長代理と彼の家族です。
式次第は本当の命名式と同じで、国旗掲揚に始まり、まず奥様の愛さんへ越智社長より花束が贈呈されました。命名したのは次女の「芽衣(めい)ちゃん」。実は当日命名宣言を読み上げる紙がないというハプニングがあったのですが、事前に練習して暗記していた甲斐あって臆することなく「本船を『わくわく号』と命名する!」と宣言。しっかり大役を果たしてくれました。パパ同様で仕事の段取りが完璧だったね!
続いて支綱切断してくれたのは長女の「鈴菜(すずな)ちゃん」。こちらも練習ではなかなかロープをカットできなかったにもかかわらず、本番では完璧に一刀両断。良い振りかぶり方だったと周囲から褒めてもらい笑顔を見せてくれました。
お父さんからは「子供たちは式の終わった後、早速おじいちゃん・おばあちゃんに見学会のことを楽しそうに話していました。社旗交換のために特別に作ってもらった塚本家のオリジナルフラッグは早速子供部屋に飾りました。船主さんの気持ちも少し味わうことができましたので、今後は本当の船主さんに旭洋造船で建造してよかったと感動してもらえるよう、より一層頑張っていきたいと改めて思っています。」とのコメントをもらいました。
こうして大成功のうちに幕を閉じた第4回「旭洋造船家族工場見学会」ですが、これも企画・実行してくれた社員の皆さんの奮闘努力の賜物です。お疲れさま! そしてこのイベントを通じて「チーム旭洋」の団結力と絆がより一層強くなったのを実感した一日となりました。
[2023/05/08]