NEWS 324 : 苦節7年、初勝利!あわや決勝進出!
コロナ禍による3年の中断を経て、規模を縮小して再開された昨年度の第9回「下関カッターレース」でしたが、本年度は従来どおり地元下関はもとより全国より多数のチームを迎え入れて盛大に開催されることになりました。我が「旭洋 BLUE STARS」もクルーは若干入れ替わりましたが(直前にオリジナルメンバーのKがコロナ罹患のため失意の戦線離脱、代わって本年度新入社員の補欠Mを大抜擢)、今年も初勝利を目指してもちろんエントリーです!
悲願の初勝利に向け、本戦に先立って下関水産大学校・カッター部のコーチによる特別練習会に参加したのですが、今回はカッター経験者である福島監査役も乗船。その指導の効果もあってか、一糸乱れぬオールさばきを習得することができました。充実した練習会に、否が応でも本戦への期待が高まります。
そして迎えた決戦の日、早朝より晴れ渡った空から殺人的な日差しが降り注ぐ中、「第10回下関カッターレース」が開幕しました。初戦となる予選の相手は男女混合チームの「8026GOGO」さんと、初出場ながら3チームを送り込んできた彦島製錬さんの「彦島製錬チームB」です。審判の合図によりこれまでで最高の手際の良さでスタートラインに着いた「旭洋 BLUE STARS」が見事にスタートダッシュを決め「彦島精錬チームB」と競り合いを演じましたが、折り返し地点をスムースにターンすると「旭洋 BLUE STARS」がじわじわとその差を広げ、なんとそのままトップでフィニッシュ!悲願の初勝利を上げた歓喜の一瞬を迎えました!
初戦勝利で堂々の本選・準決勝進出を果たした「旭洋BLUE STARS」。準決勝は予選を勝ち抜いた27チームのうち、タイム順で3位までが決勝進出です。準決勝の相手は常連の強豪「西部海難防止協会」さんと「下関海洋少年団OB」さん。1回戦の疲れからか、昼食の食べ過ぎか、1回戦で見せたスムースなオールさばきが息を潜め、一転していつものバタバタ騒ぎで2位とわずか5秒18差ながら最下位に撃沈してしまいました。
しかし、準決勝を終えてタイムシートを確認すると、対戦相手2チームは2位3位で決勝進出を決めており、「旭洋 BLUE STARS」のタイムは何と大健闘の全体7位でした。つまり、あと5秒ちょっとタイムを詰めることができれば、決勝にも手が届くまさかの好成績だったというわけです。
こうして、今年の夏は終わりを告げましたが、2017年に参加してから7年。一般参加78チームのうち一桁順位を獲得できたことは、大きな成果と言えるでしょう。昨年の予選突破、今年の初勝利(全体7位)を経て、来年の目標は、いよいよ決勝進出?でしょうか!?
[2024/08/23]