NEWS 337 : 天気晴朗なれども
例年7月に開催されていた下関カッターレース。職場における熱中症対策が強化・義務化された影響を受けたのか、今大会より暑い日差しも若干和らいだ10月の開催です。日程変更の恩恵を受け、「第11回大会下関カッターレース」はクルー達にとっても絶好のコンディションで迎えることができました。

毎回参加チームが増え、今回は全国各地から60チームの参加と、国内屈指の大会となった下関カッターレースですが、我が「旭洋 BLUE STARS」には次々とアクシデントが襲いました。まず、直前にオリジナルメンバー一名が自宅でトレーニング中に腰を痛め戦線離脱。更にドタキャン一名を出し、直前になってあわや出走停止という危機に見舞われたのです。最終的には元技能実習で特定技能外国人として我が社に戻って来てくれたフィリピン人社員3名を急遽召喚し(これが本当の助っ人外国人)なんとか出走にこぎつける事ができたのでした。




昨年は緒戦で1位と悲願の初勝利を収め、準決勝でも27チーム中7位の好タイムを叩き出した「旭洋 BLUE STARS」でしたが、今大会は業務繁忙により事前の練習会にも参加できず、また能力未知数の助っ人が漕ぎ手の半数を占めるチーム構成となったため、いわばぶっつけ本番です。それでも急遽乗船願った福島監査役(若かりし頃に大島商船高専で活躍したカッター経験者です)の力強い挺指揮によりチームを御し、初戦はなんとか2位に食い込むことができました。
昼食をはさんで午後から行われた準決勝では、初戦で慣れてきたのかオールさばきが整いスムースな走りを見せるようになり、初戦のタイム3:48.08から14秒近く短縮の3:34.85を叩き出したのですが、時すでに遅し。決勝進出ラインとは一分ほどの大きな差があり、準決勝42チーム中29位という成績で「旭洋 BLUE STARS」の第11回下関カッターレース参戦は幕を閉じました。




ただし、今回は助っ人外国人の参戦により職場上長の観戦者も増え、次回大会につながる盛り上がりを見せました。また来年に期待しましょう、ご声援ありがとうございました!
[2025/10/14]