BREAK008 : 下関と龍馬
ちょっとひとやすみ〜下関よもやま話第8回
現在NHKテレビの大河ドラマで放送されており、幾度となく再ブームを巻き起こしている「坂本龍馬」(1836~1867)。土佐の高知に生まれ、倒幕そして明治維新に大きな影響を与えた幕末の志士の一人です。
1963年、作家司馬遼太郎の長編小説『竜馬がゆく』 で大ブレーク、出身の高知県のみならず日本の近世史を飾るヒーローとして日本全国で絶大な人気を誇っています。
龍馬はご存じの通り、西日本のさまざまな場所を廻っており、旭洋造船のある下関市(当時の長州藩です)にも活動の足跡を残しています。幕末の長州藩の尊王倒幕志士であり奇兵隊を編成した地元下関の英雄、高杉晋作との交友、晋作にもらった銃で後の寺田屋事件では命拾いをした云々…など様々なエピソードを残しています。
詳しくは下関市ホームページの観光サイトやその他特集サイト等にお任せするとして、あの激動の時代を駆け抜けた龍馬が、京都近江屋で暗殺される前のほんの少しの間ですが、愛妻のお龍とゆっくりした夫婦生活を過ごした場所が下関だったことに、地元民としては嬉しさを感じます。
[2011/08/03]