NEWS

20年以上にわたって記録している旭洋のライフログ。わたしたちはこういう造船所です。

QUICK FILTER

造船
企業
人間
下関
造船
企業
人間
下関
造船
企業
人間
下関
造船
企業
人間
下関
造船
企業
人間
下関

LATEST NEWS & ARCHIVE

NEWS 100 : S485 感動の進水!

欧州船主向け PCTC シリーズ一番船

平成21年4月10日、本年初頭より建造を進めてきました欧州船主向け16,000m2 PCTCシリーズ第一番船、S485の進水式が執り行われました。

この自動車運搬船の建造は、旭洋造船にとって実に24年振りとなるもので、当時、設計や工作にかかわっていた貴重な経験者はほんの数名しか残っていませんが、信頼のおける彼らの指導のもと、当社技術陣は新しいチャレンジに取り組みました。必然的に、設計段階からの調査研究は精緻をきわめ、建造中の自動車運搬船の見学と設計・建造ノウハウの蓄積、200個に上る搭載ブロックの工程シミュレーションを頻繁に行い、まさに全社一丸で取り組んだプロジェクトでありました。

見上げるほどに大きい建造中の PCTC

大潮をねらって設定された進水の当日、懸念された天候は無風、海はベタ凪ぎ状態というこれ以上ないコンディションとなりました。早朝より注水が開始された新造船ドックでしたが、出渠時間が近づくにつれ、事務所からも事務スタッフのほぼ全員が見学に出てきました。やはり24年振りの自動車運搬船というビルのような背高船の進水ということもあり、事務所の中はほとんど開店休業の状況でありました。

早朝より出社してきた社長をはじめ、役員全員、設計製造に携わった技術陣、現場協力工の人たち、事務職....、旭洋全員がそれぞれの願いや想いをこめて見守るなか、浮上したS485の見上げるような巨体は静かに出渠を始め、約30分後には無事出渠完了。全員からの歓声、拍手、握手交換の中、当社3岸に横着けされ7月末の竣工に向け艤装が開始されました。

最後に進水後の当社社長、越智のコメントを。

「まず、このプロジェクトを旭洋造船に発注いただいた商社さま、エンドユーザーである船主さまに心よりの感謝を申し上げたい。そして、それを具現化しつつある旭洋造船のスタッフ全員に感謝したい。今日ほど設計・工作をはじめとした当社の技術力の高さに感謝を感じた日はない。全員を誇りに思う。今晩は祝杯だ!」

[2009/05/16]

< Previous Post Post 156 / 231 Next Post >
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
コンテナ船
ガス運搬船
冷凍船
セメント船
球状船首
Builder of Advanced Merchant Ships

KYOKUYO SHIPYARD CORPORATION

〒752-0953 山口県下関市長府港町8-7
© 2002-2024, Kyokuyo Shipyard Corporation