NEWS 160 : 若手研修会 旭洋造船で開催
2012年11月27日、国内大手内航海運会社26社で組織されている、内航大型船輸送海運組合の若手研修会が旭洋造船で行われました。この研修会は内航構造改善事業の一環として毎年開催されており、本年度は下関・北九州地区の海事関係施設をということで、旭洋造船に造船部門の候補として依頼があり快諾、実現したものです。
この日の午後、会場である新社屋3階の研修室には、大型バスで到着した組合員各社の将来を担う若手社員の方26名が集合、1時間30分で研修から工場見学までというタイトなスケジュールのため、名刺交換もそこそこに研修は始まりました。
まず弊社越智社長よりご挨拶。研修の場として旭洋造船を選択していただいたことへの謝意、そしてこの研修で旭洋造船の良さを知ってもらい、将来的に当社での内航船建造や修繕のご検討をいただければとのPRで締めました。
続き、吉田新造船営業部長が造船事業について説明、シップ・オブ・ザ・イヤー2010大賞を受賞したS493番船CITY OF ST.PETERSBURGの球状船首について三井専務が開発秘話を、そして、その球状船首工作方法について福島常務が苦労談を述べ、質疑応答に移りました。さすがにS493番船には諸氏も興味深々、活発な質問が飛び交っていました。
研修終了後は工場見学、最後に新造船ドック前での記念撮影を終え、若手社員の方たちはバスで次の目的地に向かわれました。後日の感想では、研修内容が充実していたことや、旭洋造船の造船能力に対し、お誉めの声を多々いただいたようで非常に嬉しく光栄に思います。ありがとうございました。
[2012/12/17]