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NEWS 044 : 907TEU型コンテナ船型 "MARK II" 誕生!

徹底的にコンテナ搭載量を追求

当社専務、越智の年頭挨拶にもありましたが、今年度目標の3大テーマのひとつ、「更なる性能の向上」が具現化しつつあります。

1996年竣工のCOSCO殿向けコンテナ船に始まり、ショート・レンジ運航に最適と各船社殿の絶大なる好評をいただき、数々の改良を重ねながら約8年以上にわたり計15隻も建造されてきました831TEU型コンテナ船。

この度、この 831TEU型コンテナ船のベーシックな部分はそのまま残した上で、居住区形状やエンジンルーム内配置を大幅に見直し、徹底的にコンテナの搭載量を追求した 907TEU 型コンテナ船、通称「Mark II タイプ」を開発いたしました。

旭洋の新しいコンテナ標準船型 Mark II
積載量 Mark I Mark II 性能向上
コンテナ積載数 831TEU 970TEU +9%
14トン ホモジニアス条件での積載数 600TEU 622TEU +4%
ホールド内ハイキューブコンテナ積載数 82TEU (1 Tier) 152TEU (2 Tiers) +70TEU

コンテナ数もさることながら、居住区配置における無駄を徹底的に排除し、タワーブリッジ化により大変コンパクトな居住区になりました。また、船尾付近の水の流れを改善し、エンジン出力の大きいコンテナ船に発生しやすい船体振動や騒音を低減し、併せて推進効率の向上(航海速力の改善)までも視野に入れています。

既に国内外数社の船社殿とのプレゼンや詳細打ち合わせも完了し、詳細設計作業の段階に入っております。

本デザイン作成にあたり、様々なアイデアを頂戴しました友好船社各社に感謝いたします。

「Mark IIタイプ」は、既にご発注いただいております船社殿から順次アプライしてゆきますが、この船型の新造船を欲しいとおっしゃられる新規の船社殿には残念ながら2009年にならなくてはご提供できません。あしからずご了承ください。

今後順次引き渡される「旭洋 MARK II タイプ」にご期待ください。

[2005/04/25]

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