NEWS 113 : 伊良原・元旭洋造船会長が来社
平成22年2月1日、旭洋造船の中興の祖と言うべき大功労者、伊良原勲次様が来社されました。
伊良原様は元林兼造船(1988.1解散)において営業担当の常務として在籍されていましたが、1981年、当時の幹部が三顧の礼を尽くし旭洋造船へお招きした方です。入社後、自ら営業の陣頭に立たれ、当社を力強く牽引し、経営基盤をしっかりと構築していただきました。社長として海運や造船産業の厳しい荒波をトップ先導で乗り越えられ、会長、相談役と経て2003年ご勇退。それまでの長期間、旭洋造船のみならず造船業界の顔としてその名を轟かせました。現社長の越智も造船会社の営業そして管理のイロハを直接叩き込まれたいわゆる伊良原イズムの後継者でもあり、社員も伊良原様に対しては特別な敬愛の念をもっております。
この日は、退職後設置された研掃工場や新設されたばかりの120t走行クレーンに加え、久々に建造した自動車運搬船を、伊良原様に是非見ていただきたいとご招待したもので、あいにくの小雨となりましたが、社長はじめ取締役全員でお出迎え、一緒に構内見学を行いました。途中行き交う中堅・ベテランの工作部員などは、全員若手の頃から可愛がられたこともあり、様々な現場に顔を見せた伊良原様に皆一様に驚くと共に懐かしさの笑顔があふれた挨拶を交わしていました。
久しぶりのご来社となった伊良原様は、勇退された当時より若くなられたのではないかと皆が口々に言うほどお元気そのもの、構内見学の後、事務所で社員との記念撮影や歓談を楽しまれ、役員との昼食会の後、ご自宅へと戻られました。
どうぞいつまでもお元気で、旭洋造船をこれからも見守っていただきますように、また何度でもご来社いただきますように、社員一同心から念じております。
[2010/02/24]