よい船の建造は社員の充実した生活から。今回は、福利厚生に関する旭洋造船の最近の取り組みをご紹介します。

NEWS173でご紹介した独身寮が完成しました。県外から移住もしくは遠距離通勤となる30歳未満の独身従業員の為の福利厚生施設として計画されたもので、この3月末日に完成し、4月1日より新しい入居者を迎えました。名称は「旭洋造船 青星寮」です。この青星寮は軽量鉄骨2階建て、延べ床面積247m2、12部屋となっており、特別な仕様としては、IHクッキングヒーターの導入で防火対策を施す他、戸外に部屋数に合わせたトランクルームを設けて収納スペースを充実させています。会社まで約2. 5km に立地、自転車で約10分位の距離となります。もちろん駐車場も完備しています。現在既に3名の入居者、来年4月には1名の入居が決定しています。現在2階奥の2部屋は女性用に確保しており女性入社希望者にも入居対応出来るようにしています。

新しい福利厚生として、特別住宅補助制度を4月1日からスタートさせました。35歳未満の賃貸住宅に住む既婚従業員を対象に自己申請により手当てを給付するというもので、住宅費の軽減をすることで安定した家庭生活と就労の充実をサポートしようという目的です。発表後の反響は絶大で、既に13名の申請があり5月より支給開始となりますが、この制度が背中を押したのかはたまた偶然か、結婚独立という若手従業員も増えており今後も申請が相次ぐものと思います。充分サポートしてあげたいと思っています。

当社社員食堂 (ギャレイと呼んでいます) がリニューアルオープンしました。4月末日をもって前委託会社の給食業者が撤退をしたため、この業界の大手会社に委託依頼、ゴールデンウィーク明けの5月12日にリ・スタートしました。味の評判は上々、新メニューへの期待が高まっています。一方、このリニューアルの陰で、当社ギャレイ勤続30有余年、給食のおっかさんとでもいう存在?であったSYさんが引退されました。

4月末日の最終日には仕事を終えたSYさんに、社長自ら感謝状と御礼の餞別を贈呈、さらに女性従業員を中心に企画して花束贈呈、感激のSYさんを送り出しました。永い間本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした。

[2014/05/19]