2014年7月31日、R&M.HG.WAVE.INC.殿よりご発注をいただいた1103TEU型コンテナ船S516番船の命名引渡式が行われました。同船は総トン1万未満の通称ジャパンマックスと呼ばれるフィーダーコンテナ運搬船ですが、同総トンでありながら可能積載量1103TEUを達成させた最新鋭船です。

引渡式当日は、同船の船主である寿重汽船株式会社より会長の瀬野久夫様ご夫妻、代表取締役・瀬野洋様ご夫妻とご家族、また傭船者である韓国 Heung-A Shipping Co., Ltd.殿より Chairman & CEO の Mr. Lee Youn-Jaeをはじめご令室、ご子息ファミリーとご令嬢ファミリー、ご令孫、関係者の方を含め44名という大勢のゲストがお見えになりました。

調印式、入魂式に引き続いて船上に移動して命名引渡式が挙行されました。命名者は、Mr. Lee Youn-Jae の 9歳になられるご令孫。美しい韓国の伝統衣装チマチョゴリに身を包み、可愛らしいお声の流暢な英語で S516番船を "HEUNG-A YOUNG" と命名して下さいました。

続く支綱切断は瀬野洋様の10歳のご令嬢です。こちらはきれいな振袖姿、多くの招待客の中から同年代のお嬢さん二人もサプライズ参加し、三人で力を合わせての支綱切断となりました。シャンパンが割られ、祝砲が響き渡るなか、近年にない可愛らしくてにぎやかな式典は終わり、"HEUNG-A YOUNG" の引渡は無事完了しました。

船内見学後、ゲストの方はレセプション会場のホテルへ移動されました。パーティ中でのクライマックスイベント、会場眼前の関門海峡をプサンに向かう "HEUNG-A YOUNG" が現れ横切って行ったとき、祝福と感動の大歓声が起こったことは言うまでもありません。

HEUNG-A YOUNG"の今後の無事な航海を心からお祈りしたいと思います。

[2014/08/12]