NEWS 284 : 第2回避難訓練実施
2021年11月26日、「事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)」の一環として昨年に引き続き、第2回目の避難訓練を実施いたしました。
今回は、より実践的な訓練を行うことを目的として、事前に実施予定日を社員に知らせることなく、抜き打ちで実行しました。これにより、実際の災害時での問題点も見つかり有意義な避難訓練ができたかと思われます。
訓練当日の午前11時、突如として工場内にサイレンが鳴り響きました。一瞬、何が起こったのかわからない状況が想像できます。その後、総務部長により避難訓練の構内放送が流れ、災害の発生と退避指示が出され、全員、正門前に集合しました。今回の避難訓練は事前に知らされてなかったこともあり、全員が集合するのに、10分以上と昨年の2倍の時間がかかり、実際の災害時にかかる避難時間を把握することができました。
一方、災害対策本部では、コミュニケーションツール LINE WORKSを使って、社員の安否確認を行いました。通知を見ていない社員がいたことや通知に回答していない社員がおり、回答率が悪く、課題が見えてきました。今後、LINE WORKSの使用方法を再教育し、回答率を100%にできるように対策をする必要があることがわかりました。
その後、総務部長より災害対策通知文が読み上げられ、避難の場所や避難方法の説明があり、最後に越智社長から訓示が行われました。
「事前に知らされていなかったこともあり全体的に集合完了までに昨年より時間がかかったことや、一部社員で集合が遅くなったという事態も発生し、実際の災害時に起こりうる問題を新たに洗い出すことができた。」
「今回は抜き打ちということもありスタッフにも戸惑いが見られたが、今後はこの経験を糧として、不測の事態にもより迅速に対応できるようになったのではないかと思う。」
というコメントで避難訓練が終了しました。
次回、第3回の避難訓練では、お客様、お取引先様を含めた構内全員を対象とした事前通知無しでの実施を予定しております。避難訓練に偶然ご来社されていた際には是非ご協力お願いいたします。
[2022/01/24]