NEWS 313 : 大量に回収いたしました!
「春の海ごみゼロウィーク」に続き、本年度二回目となる「秋の海ごみゼロウィーク」の季節がやってきました。私たち中小型造船事業者が加盟する一般社団法人日本中小型造船工業会は、本年度も「造船所における海ごみ対策」という名称で、全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク2023」に参加しています。
海洋プラスチックをはじめとする海ごみ問題は、気候変動に続く地球環境課題であり、海と大きな関わりを持つ当社としても積極的に貢献していく必要があります。この全国一斉キャンペーンは、「海のために、今できること」というキャッチコピーの下、日本財団・海と日本プロジェクトが推進している 「CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されているもので、私たち旭洋造船ではホームタウン・下関近辺の海岸の清掃を行っています。
さて春の陣ではホームグラウンドとしていた下関市垢田海岸に目ぼしいごみが見つからないという思わぬ苦境に立たされ、海洋プラスチックごみを求めてその近隣の海岸をさすらうという苦い経験を踏まえ、今回は事前の入念なリサーチ結果から「下関市武久海岸」にターゲットを絞り、薄曇りの絶好のごみ回収日和となった9月26日、今回も各部署から集結した総勢20名を引き連れ出陣してまいりました。
「下関市武久海岸」は下関市中心部に程近い武久町にある玉砂利混じりの砂浜の海岸で、眼前には北九州市、六連島、下関市の国際物流拠点として整備中(一部供用中)の沖合人工島「長州出島」などが広がる絶好のロケーションなのですが、潮流が緩むためか大量のごみが砂浜に打ち上げられており、我がチーム旭洋・海ごみ回収部隊は、我先へと砂浜のごみに向かって突進していきました。
海ごみ回収に夢中となった部隊は、撤収の掛け声がかかるまで精力的に回収し続け、最終的には過去最高レベルの海洋プラスチックごみを回収することができ、当社の2023年度「全国一斉清掃活動」は大成功裏に幕を閉じたのでした。
海に深く関わる事業を展開している企業として、旭洋造船は、環境性能の高い製品を開発・建造することはもちろん、海ごみ問題を始めとする地球環境問題の改善に、今後も積極的に貢献してまいります!
[2023/06/24]