NEWS 003 : よろしくお願いします!
次々と立ち上がる世界中の造船所のウェブサイトを横目で見ながら、タイムリーで的確な情報の公開とどこにも負けないデザインセンスを目指して、2002年の正月に念願の我が旭洋造船のサイトをオープンすることができました。
皆さんも驚かれたことと思いますが、わが社のサイトをアクセスいただいて、真っ先に目に飛び込んでくるのが、このニュースの欄です。トップページに会社ニュースをもってくるというアイデアには保守的な(?)造船業界のウェブサイト作成チームの中でも議論白熱しましたが、わが社の様々な情報や行事をいち早く皆様に知っていただくという観点から、敢えて採用いたしました。ご期待ください(なるべく頻繁に更新するようがんばります)。
それでは、創立60周年を間近に控えた旭洋造船の営業ポリシーを簡単に述べさせてください。お隣の韓国や中国による激しい追い上げや国内他造船所との熾烈な戦いのなかで、旭洋造船は弊社の特徴である、
- 外国船社への万全の対応能力
- 同規模造船所の中では質量両面において最も充実した設計スタッフを維持することによる卓越した設計能力
- 欧州など海外船主向け船舶の建造によって培われた高い建造工作精度
の3本柱を前面に押し出して、他の造船所では技術的に取り組めないような高仕様船や高経済効率船の受注に最重点を置いた受注戦略を貫いてまいりました。
技術的に最先端を走り続ける意味からも、昨年わが国の中手造船所の中では真っ先にISO9001を取得し特に海外船社殿よりご好評をいただきました。低仕様低船価な船ではなく、敢えて高付加価値船の受注に傾注してきました。お蔭様で過去10年間の海外船社からの受注隻数は約80%に達しております。一方で極端な海外船社への傾注により、為替の変動や海外海運市況の影響をモロに受けてしまうのも事実であり、その反省から一昨年より山田課長を国内新造船専任とし、国内船社の内外航船の受注にも注力しております。
旭洋造船なんて知らなかったなあ、とおっしゃられる船社や仲介業社の方々も多いと思いますが、このホームページをご覧になったのも何かのご縁でしょう。あと2クリックしていただければ会社の全容や実績船が一目でわかりますので、ご一読後お引き合いのメールを頂ければ幸甚です。ピザの宅配とまではいきませんが、飛んで参りますので!
[2002/01/20]