NEWS 133 : 2隻目のエコシップ、命名引渡
新聞、テレビ等で取り上げられ話題となりました、旭洋造船の独自開発設計、風圧力低減型船型2000台積自動車運搬船の2隻目、シリーズ最後となるS495番船の命名引渡式が、2011年3月29日にとり行われました。
当日、ご列席いただいたゲストは、発注者・弥幸汽船株式会社殿、用船者・日産専用船株式会社殿、主契約者・三井物産株式会社殿および銀行関係各行殿など17名の方々。東北関東大震災の被災のなか、セレモニーは極力抑えたいという船主殿のご配慮で、音楽・くす玉・祝砲・汽笛等全て自粛、国旗・社旗も半旗という対応をとり、粛々と式は進行されました。
式はお亡くなりになった被災者の方々への黙とうから始まり、弥幸汽船株式会社代表取締役社長 原田洋祐様の命名、ご令嬢による支綱切断で、S495番船は“City of Rotterdam”として、生れ変わりました。その後、関係社殿による操舵室内での入魂式、船内見学、記念撮影を終え、式は厳粛に終了致しました。引き続き関係者のみによる昼食会という形で執り行われました。“City of Rotterdam”もまた、静かに自らの赴任地へと出港しました。
改めて、本船型をご採用いただき、当社に大きなチャレンジのチャンスを与えて下さいました関係者各位に改めて敬意と感謝を表します。ありがとうございました。
[2012/04/12]