NEWS 146 : 本社社屋 地鎮祭
2012年6月末竣工予定
前日までの雨交じりの寒風から一転、この日は風ひとつない温暖な晴天となり、工事の幸先良いスタートとなりました。地だけでなく天も鎮まってくれた地鎮祭となったわけです。神事は、おごそかにかつ粛々と行なわれ、越智社長の鍬入れ之儀、施工主を代表し安成社長の鋤入れ之儀の後、和やかで厳かに地鎮祭は閉式となりました。
旭洋造船がこの地長府に進出したのは約40年前。それ以来、初めての社屋建て替えですが、その間、人員増加に伴う数回の増改築や3度にわたる台風による床上浸水などにより建物自体はかなりの老朽化が進行していました。加えて昭和40年代の建築基準であるため耐震能力はほとんど考慮されておらず、昨年3月の東北大震災は会社首脳に対して社員の人命を守るための決断を迫りました。
新社屋は鉄骨構造の4階建てですが、一階は吹き抜けとなっており、台風に伴う高潮にも事務所内部が全く影響を受けない構造とし、また何よりうれしいことはこれまで同一社屋内に確保できなかった本社工員の執務休憩スペースも工作部と同じフロアで十分に取ることができたことです。全社員、新社屋完成を機に居を同じくし一体感を持ってチーム旭洋を標榜することができます。
いよいよ本年6月末完成を目指して本格工事のスタートとなります。
[2012/01/27]