NEWS 223 : ジョージさんとスキー
PARADISE GAS CARRIERS様から長期派遣されている新造船監督でスキーが大好きなジョージさん (Mr. Georgios Koutsoukos) をおもてなししようと、有志によるスキー・ツアーが企画されました。
工作部からは元インストラクターのスキー野郎・原田常務、営業からは陽気なアメリカ人マットさん、そして皆さんのお世話係として私・工作部船殻課内業・組立係の堀川がお供し、2月4日土曜日の午前4時半、未明の会社を出発しました。目的地は、深い緑と白い雪、青い空のコントラストが作り出す大自然との一体感、そして頂上部から日本海を望める開放感や樹氷という景観が自慢の「瑞穂ハイランド (島根県邑智郡) 」です。
3時間のドライブで到着した瑞穂ハイランドは、朝日が心地よく山頂とは思えないとても過ごしやすい気候です。受付やレンタルショップはたくさんのスキーヤー&スノーボーダーたちで混み合っており、ゴンドラにはすでに長蛇の列ができていました。なんとかゲレンデ頂上までたどり着くと、子供の頃からスキーに慣れ親しんだジョージさんと元インストラクター原田常務は、瑞穂ハイランドの誇る標高差721m、山頂から3.6キロのダイナミックなロングコースをスイスイと軽やかに攻略していき、あとに残された陽気なアメリカ人・マットさんと長崎育ちの私はあっという間に二人に置き去りにされ、初心者コースを転びながらへっぴり腰で落ちていったのでした。 (とても滑ったとはいえません)
軽くひと滑りの後、テラスで心地よい陽を浴びながらワイン片手にハンバーガーやピザをつまみながらジョージさんは原田常務と語り合っていましたが、「旭洋は素晴らしい会社ですね!帰国しても自慢できます」とおっしゃって頂き、原田常務は我が意を得たりとご満悦のご様子でした。
午後からもジョージさんは心置きなく日本でのスキーを満喫されたようで、「スキー場がとても綺麗で、スキー客も礼儀正しく、譲り合いの精神でお互いにリスペクトしていることに感動しました!」とおっしゃっていました。慣れない日本での長期滞在で溜まったストレスを発散することができ、楽しくて有意義な一日を過ごしていただけたと思います。
ジョージさん、これからも力を合わせてよい船を造りましょう!
[2017/02/20]
<写真は一部瑞穂ハイランドさんのものを使用させていただいています。>