NEWS 251 : 中学生がやって来た!
早くも夏の日差しとなった5月27日の月曜日、下関市立夢が丘中学校から32名の中学生の皆さんをお招きし、工場見学会が開催されました。
このイベントは一般社団法人 日本中小型造船工業会さんが、次代を担う小中学生に「ものづくり」の素晴らしさを知ってもらい、海や船に対する興味を持ってもらうため、また、四面を海に囲まれた日本にとって造船業は無くてはならない産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成を受けて、造船工場や進水式の見学会に小中学生を招待して開催されているものです。
先ずは工作部長より当社の概要や、建造している数々の船種について説明を受け、早速お待ちかねの工場見学に向かいました。特に今回はコンテナ船の引き渡し前日とあって、船主さんのご厚意により真新しい船内の見学をさせていただくと、あちこちで驚嘆の声や歓声が上がっていました。各所で子どもたちの興味津々の顔や、嬉しそうな笑顔を見ると、普段は真剣な目つきで厳つい顔の造船マン達からも自然に笑顔がこぼれていました。
皆さんに工場や船内の見学を十分堪能いただいた後の質疑応答では、「このコンテナ船は相撲取りだったら何人運べますか?」といったユニークな質問も飛び出し、これには工作部長もタジタジでした。
何年か後にこの工場見学会を思い出していただき、就労先として造船業界、とりわけ当社を選んでいただければ、それに勝る幸せはありません。皆さんとの再会を楽しみにしています!
[2019/06/07]